「今までどのような所でファイナンシャルプランナーにお会いになってますか?」

銀行の窓口で。

証券会社で。

不動産会社で。

保険のひと。・・・

 

今、およそ「お金」にかかわる仕事をしている人は、

ファイナンシャルプランナー(FP)といってますね。

そう、名刺にも書かれてたり。

 

AFPとかCFPは、NPO法人日本FP協会が認定。

2級FP技能士、1級FP技能士は、一般財団金融財政事情研究会(きんざい)が認定してます。

 

扱う分野は6つ。

「ライフプラン・家計」「リスク(保険)」「税金」「金融資産運用」「不動産」「相続」。

 

6つの分野は私たちが生活していくうえで、関連のあること。

 

でも、銀行にいるFPの方の専門は、貯蓄や運用。

証券会社の人は運用。

保険会社の人は保険。

 

6つの分野はそうれぞれ切り離して考えることではなくて、

全部がつながりあっています。

 

たとえば、家庭があり子どもがまだ小さかったら

お父さんの死亡保障が必要なので保険に入った方がいいかもしれない。

 

保険に入るということは、保険料を払うということ。

それを、家計のお金から払うとすると、その分貯蓄や運用に回せるお金は減ります。

 

〈保険と家計。 家計と貯蓄。 保険と貯蓄。  貯蓄は将来のライフプランの関連〉

 

 

たとえば、年とってある程度お金があって銀行や証券会社で

株や投資信託を持っている人。

 

亡くなった時の相続財産の評価額は

現金とか株や投資信託はその時の時価。

 

場合によっては「相続税」がかかるほど銀行に預けているのに、

相続対策のアドバイスもなく、

「配当や分配金がでてますからまだまだお持ちください」

なんて言われているご年配の方。

 

〈資産運用と相続の関連〉

 

本来のFPの視点は総合的に見ること。

あらゆる角度から、お客様のお金やくらしにかかわるリスクを考え

適切なアドバイスをすること。

 

と、私はFPになりたての頃教わったし、

アメリカのエグゼクティブFPの人達からも教わった。

 

でも、FPだけど一部のことだけでお客様とかかわっている人が多い。

 

そして、「とりあえずFPの資格持ってます」って人が多いなと思います。

まあ、だいたい所属している会社がFPの資格を取らせていることが多いからなのですが・・・

 

あなたが相談している、知っている、身近にいるFPという人はどんな人ですか?

女性銀行員